PICで気圧、温度、湿度計 by 24FJ64GA004 SDカードに記録する その7
FAT16ファイルシステムを狙い撃ちする実験 5
ダミーデータの準備
さて、FAT16ファイルシステムを狙い撃ちする実験の核心に迫りたいと思います。 |
|
![]() |
|
![]() |
|
上記が今回用意したダミーファイルの中身です。画面上では62個のテキストファイルが並んでいる様に見えますが、行末にはCR,LFの見えない2文字が含まれていますので、1行が64文字のASCIIコードになっています。固定長のファイルデータの様なものですね。 |
|
ハード回路図は、前回と変化は有りません。(PICで気圧、温度、湿度計 by 24FJ64GA004 SDカードに記録する! その2、参照) ただ今サンプルソフトウエアを清書中です。今回、SDへの観測データー連続書き込みは、1ヶ月前に完成していたのですが、Air-3のグラフィック用変数の退避、読み出し部分にバグがあり、そのデバッグの為に公開が遅れておりました。ようやく、バグが取れて公開出来そうです。今しばらく、お待ち下さい。 (May. the 1st. 2011) |
|
諸般の事情によって、幸か不幸か約1ヶ月程のテスト長期運転(ACアダプタ使用)を行いバグが発生しない事を確認できました。 現状は、SDメモリーカードへのアクセス試験が主な目的だった為に、電源を入れるとSDカードへの書込み開始はいきなりスタートし、いっぱいまで書込むと無限ループでシステムが止まる様になっています。 この辺をもう少し実用的になる様に修正したら、ソフトの公開をするつもりです。(Jun. the 5th 2011) |
|
|
|
![]() |
なお、パナソニックのSDFormatterV2.0(無償)でゼロクリアをしっかり行ってから使用して下さい。 |
また、SDカードの製造元の違いや、同じ会社でもロットが異なると、同じ製品を同じ様にパナソニックのSDFormatterV2.0でゼロクリアしても、データーの開始物理アドレスが異なる事があるので厄介です。 そこで、C言語でSDカードの物理アドレス0を512バイト読み出し。その論理セクタへのオフセット量を読み取って、さらにディレクトリーの開始位置を計算し、最終的にデータの開始論理セクタを割り出して、データの開始の物理アドレスを割り出す様にします。 (Jun. the 12th 2011) |
なお、当ホームページで公開しているデーター(写真、音声)等を個人の枠を超えて複製・転用する事はご遠慮下さいませ。 |
ご意見/苦情/ご感想はこちらまで![]() |