PICで7Seg温度、湿度計 by 16F1938 SHT-11を使って簡単に!


PIC16F1938とSHT-11(温度-湿度センサー)を使って7Seg-LED表示の温度-湿度計をブレッドボード上で試作してみました。HI-TECH C 割り込みによるダイナミック表示式。(Apr. the 14th 2012)

温度表示中(約5秒間)
湿度表示中(約5秒間)小数点を2個並べて温度表示と区別しています。
sch
回路図です。
7Seg-LEDは4桁1セットの物を使っています(秋月電子にて購入)。また、この7Seg-Ledは高輝度なので、5mAで十分明るく発光します。(秋月電子説明書に明記されていました。)

これをブレッドボードから、プリント基板にしてしまうとこんなにスカスカになってしまいます。一つ目基盤でざるそば配線すればもっと小さく出来るのですが。。

これを7Seg-LED以外は全部表面実装品にして、両面プリント基板を起こせば、1/2以下の大きさになってしまうのでしょうね。小さければ良いってもんじゃありませんが。。
EAGLE 6 にてプリント基板を作ってみました。2ヶ所ジュンフロン線にて修正していますが、後からこの修正そのものが不要だったことに気が付きました。あ〜残念。無傷の写真を撮っておくべきだった。

なお、このプリント基板は実際の回路とは異なるトランジスタ(EBC順のTr)を使った回路用で、2SA1015(ECB順)用ではありません。30年も前に秋月の店頭で袋入で不明型式のTrが安かったので。。(F335?2SA1015の足順違いモノ)

実際にEBC順タイプのTrを新規ライブラリーを制作(これまた一苦労)して、プリントパターンを生成してみたら、これが全く違うものになってしまうんですね。ま、単面プリント基板なので、一筆書き状態ですから致し方ないのでしょう。
温度表示を5秒します。
その後湿度表示(ピリオド2個付き)を5秒して、その繰り返しです。

今回はHI-TECH C を使って、5msec毎の割込みを使って、7Seg-LEDの1桁順に表示を行っています。5秒毎の表示の切替も、割込をカウントして切り替えています。やっと私も、割込をまともに操れるようになり、_Delayルーチンから解放されました。し、進化だ。。(おいおい、今頃かよ!済みません。。初心者で。)

でも、まだ、零下の時のマイナス表示と、ゼロサプレス処理をやってません。いつになることやら?
(May. the 2nd 2012)
 

EAGLE 6 のMac OS X 版をたまたま見つけたので、使ってみたら、意外と簡単にできてしまいました。

EAGLE CAD 参考サイト
http://www.piclist.com/images/www/hobby_elec/eagle.htm

でも、新規のライブラリーを定義するのは、なかなか骨が折れました。
既存のライブラリーデータをコピーして使おうとすると、パッドや端子等のディバイスデータは、シンボルデータとパッケージデータで構成されるので簡単に消去が出来ないのです。これらをすべからく縁切りしてやる方法は、

がた老AVR研究所さんの

下記の中ほどの「・簡単に消去が出来ない」が参考になりました。
http://gataro-avr-ken.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/cad-eagle-928a.html

これで、ようやく7Seg-LED用のライブラリーを追加して、回路図とプリント基板を起こしました。
この時、自動コマンドで100%の単面プリント基板を起こすのはなかなか難しいのです。でも、コツが有るようで、部品を見た目に綺麗に並べてあげると非常に完成率が高まるのです。やっぱり、見た目の美しさはジョブズの云うように必要なのかもしれませんね。

それでも、後1本で完成というレベルで出来ないことがあります。そんな時は部品の位置を変えたり、そのままで、自分で考えると配線パターンをちょっと移動すればできてしまうこともあります。

無事、プリント基板の原稿が完成!あれ?ちょっと待って?ドリル穴ってどうするの?

そう、私は電ドルでネジ穴を開けるときに、ポンチを打っても殆どうまくできた試しが無いのです。(あ〜らら、不器用だねぇ!)

そこで威力を発揮したのが、

写真で見る工作室さんの

下記ページでの0.3mmドリル用パッド(レイヤー102)の自動追加ユーザコマンドです。
http://iizukakuromaguro.web.fc2.com/060_eagle2/060_eagle2.html

この方のulpを0.4mmに変更して使っています。
こうすると、既存のデーターをいじること無く、レイヤー102に新たな0.4mm系のパッドが追加されます。0.4mmに変更したのは、レーザープリンタ印刷したパターンをアイロンで転写する際に、ややパターンが潰れて穴が埋まってしまわないようにしました。

この方法で、1.0Φのドリルの先端がプリントパターンの銅に導かれてピッタとセンターへ定まるのです。便利ですよ。
これで無事にプリント基板のパターンが無事完成です。

後は、レーザープリンターでインクジェット紙「FUJIFILM/画彩マット仕上げ(ファイングレード)用紙」を使って印刷して、アイロンでプリント基板に熱転写します。その方法は

bitメカ工房さんの

下記ページで紹介されています。私は、Canonのレーザープリンター LPB3000を使っています。
http://homepage3.nifty.com/bitmechakoubou/bit/copy/copy.htm
(May. the 2nd 2012)


注意事項
General disclaimer
トッ プページへ

なお、当ホームページで公開しているデーター(写真、音声)等を個人の枠を超えて複製・転用する事はご遠慮下さいませ。
ご意見/苦情/ご感想はこちらまで