PICで気圧、温度、湿度計 by 24FJ64GA004 SDカードに記録する その6
FAT16ファイルシステムを狙い撃ちする実験 4
ついに観測データをSDカードへ書込む
先ずは、SDメモリーカードの一番先頭(物理セクタ0)に、5バイト分(バイトアドレスの0x00000000〜0x00000004、物理セクタ0の0x00〜0x04)にASCII文字コードで Hello と書いてみる実験です。 |
(現在、最新バージョンは、2464004sd10.zipです。SDHDを除く殆ど全てのSDカードを読み書きできます。Aug. the 15th 2011 ) |
なお、このソースプログラムは、 今回のプロジェクトファイルでは、MPLAB C30 のご利用のバージョンに合ったライブラリーを正しくリンクさせる為に、その都度MicroChipのディレクトリー内のファイルをリンクさせてください。配布用のサンプルプロジェクト内にはそのライブラリーの実体が含まれていません。 また、単純にインクルード宣言をするだけでは正しくライブラリーを参照する事が出来無い場合があります。 ◎まず、PIC24FJ64GA004用の ◎また、プロジェクトファイルのLinker Scriptに、 この2つが正しく登録されていていない場合には、 なお、現在 HI-TECH C は、残念ながらPIC24F には対応していません。このプロジェクトファイルは MPLAB C30 用です。 ◎プログラムのPICへの書込みは、秋月電子通商の「AKI−PIC2プログラマボード(PICkit2互換)」を使っています。MPLAB IDE 環境から直接AKI−PIC2プログラマボードを通じてICSP接続にて書込みと、オンラインデバッグをしています。もちろんMicrochip社の純正PICki2でも同様に書込みと、オンラインでバッグが可能です。 ◎このサンプルソフトウエアは、有限会社 浅草ギ研:http://www.robotsfx.com/ さんの、 ◎プログラムの構成方法やデータ型宣言用の共通ファイル等は、パレットソフトさんの方式を利用し、ソースリストのデバッグや、再利用がしやすい様にしています。 ◎ノキア5110表示用のライブラリー部分は、CQ出版の「トランジスタ技術2006年3月号」に掲載された、 |
※本来は、ここに、このサンプルソフトウエアの実行方法を書くべきですが、今回のサンプルソフトウエアは使用しているMCU(PIC)の種類とハードウエア、コンフィグレーション部分や、ファイルの構成の仕方、LCD表示を行っている点を除けば、基本的にやっている事は元の「浅草ギ研」さんのソフトウエアと全て同じです。 |
このサンプルソフトウエアは、下記ハードウエア上で動作する様にプログラミングされています。 |
上記ハードウエアは、Air3-24GSにSDメモリーカードインターフェースを追加設計したAir3-24GSDの回路であり、気圧(温度センサー内蔵)センサーユニット:AE-SCP1000-D01、湿度センサーユニット:SHT-11、シリアル信号レベル変換器、内部カレンダー機能用外部発振子:32.768kHz等、今回の基礎実験に関して全く使用していない部品が多く含まれています。 |
等 |
Transcend社製の 2GB SDメモリーカード 「TS2GSDC」、同じくTranscend社製の 1GB microSDメモリーカード 「TS1GUSD」(SD &mniSD アダプター付属)、GreenHouse社の 2GB SDメモリーカード 「GH-SDC2GG」等が使用可能である事が確かめられている推奨品であり、ハードウエアの配線等によっては100%の動作の補償をするものではありません。 SDHDを除く殆どの標準スピードのSDカードであれば読み書きできる様です。いずれにしても基本的には実験用ハードウエアの制作者本人の責任の元に実験を行って下さい。(Aug. the 15th 2011) |
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