PICで気圧、温度、湿度計 by 24FJ64GA004 SDカードに記録する その1
先ずはLCDとRTCC
とりあえず、電源部分と電源供給ライン、PICとLCD、押しボタンSWを配線して、PIC24FJ64GA002用のソースプログラムをPIC24FJ64GA004用に移植して、RTCCを駆動して時刻を表示してみました。 |
とりあえず、すんなりRTCCが稼働いたしました。 裏側には、今回の実験課題であるSDカードスロットも未配線ですが実装してあります。 回路図や、サンプルソフトウエアは清書中です。 (Dec. the 15th 2010) |
SDカード回りを残して、その他の配線を完了し、PIC24FJ64GA002 (28ピン)版のAir3-24GSソフトをヘッダーファイル等の部分だけを修正して PIC24FJ64GA004 (44ピン)で無事に稼働いたしました。 |
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さて、PIC24FJ64GA004 で、省電力の為にシステムのFoscを内蔵のFRC発信器の8MHzダイレクトで稼働(この場合は Fcy = 4MHzとなる)させてSDカードとアクセスする事が出来ました。 PICの右横に、LEDを1個追加しました。動作確認用です。インターフェースが楽なので、何かが完了したら点灯、点滅等をさせると便利です。でも、LED等の光り物は電流を比較的多く消費するのであくまでデバッグ用途です。 さて、SDカードとアクセスする事が出来たと云っても、実はSDカードメモリーのSPI用基本コマンドを使っての512バイトシングルブロックでの先頭512バイトのリード・ライトなので、このままではパソコン側ではPICで書き込んだデータを読み出す事ができません。あくまで、PIC24FJのクロックを下げて省電力化した状態でも、問題なくSDメモリーカードにアクセスできるかどうかを簡単に調べたかったので、FAT16ファイルシステムに従ったファイルの書込みをしていないからです。 ちゃんとした、FAT16ファイルシステムに従ったインターフェースを実現する為の、PIC18FやPIC24F用のAPI(専用関数群)がMicroChip社から提供されていて、それを使えば良いのですが、非常に強力なAPIなのであまりにも巨大であり、PIC24FJ64GA004 の持っているユーザーフラッシュプログラムメモリー領域22kワードの半分(約10Kワード)を一気に消費してしまうのです。 今回のAir3-24GS(3気象観測装置)では、プログラムメモリー領域を約4.4kワード消費していますので、両方合わせても14.4Kワードで未だ何とかなりそうですが・・・さて、まじめにFAT16ファイルシステムを使ったバージョンにしなければ。それに、44ピンPICのハード回路図も書かなくては・・・足の数が多いので結構図面にするのが厄介なんです。いつになる事やら・・・ (Dec. the 21th 2010) |
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