2.5Vを下回ってもまだ稼働していますね。
RS232Cも健在です。
LCDのコントラストも変わり有りません。
時々、デバッグでバッテリー駆動を止めたりしているので、
連続稼働実験ではなくなってしまいましたが、
何ボルトまで稼働できるか興味があるので、
できる限り続けています。
夜間は連続稼働となります。
VRAMをこのPIC内に仕込めれば良いのですが、
この系統のPICは連続して確保できるRAMメモリーが少ないので無理でした・・
始めからVRAM機能は期待していなかったので・・
縦軸の目盛りは、結果的にはここの表示の為だけの部分VRAMを起こすか、
もったいなければ、固定データを造ってしまうかのいずれかだと思います。
オートレンジにする場合に、
目盛りも変えないといけないので・・
思わぬ所にいろいろな仕掛けが必要です!
そこが、また面白いのです!
趣味なのでお気楽です。
仕事だったら、また作業が増えたときっと青ざめます。
PIC 24FシリーズならVRAMを余裕で用意できますね。
このモノクロノキア5110LCDユニットは、
48(8bit×6)×84 pixels = 4032 pixels
6 × 84 byte = 504 byte
PIC 24FJ64GA002 ならば、
現在の16F886と同一の幅の28pinで、
プログラムメモリー 64K Byte SRAM 8K Byte ・・
あれ、EEPROMは持っていないんですね。
これは秋月でも手に入るし@350円。
ただし、無償のPICC では、PIC 18シリーズまでしかプログラミングできない。
無償のCCS C で造る事になる。それはそれで環境は整えてあるのですが・・
PICC の方が好きですねぇ。
このシリーズ始めの頃の18LF2550でも、
RAMメモリーアクセス命令が追加されて、
殆どリニアにRAMアドレスを指定できるはず。
実際に、PICC 18C で、以前の18LF2550のLCD表示気圧センサーの
プロジェクトで
char vram[504];
ならば問題なく確保できました。
でも、国内では、
このLFタイプが手に入らないので海外からMicroChip社から直接購入する事になり、
チップは安いのに送料が割高で・・
今回、あくまで、実験ですが、
気圧の縦方向の固定のレンジを一時的に変更して表示してみました。
最低が980hPa、最高が1020hPa。
1020 - 980 = 40。
縦方向の分解能は、40/48= 0.83(hPs/dot)
写真の横方向は30分毎でプロットしています。
これだけ分解能があると、
ちゃんと一日の変化が見えてきます。
地元の気象庁の観測の通りに表示されている様です。
当たり前ですが・・
今は、小数点以下を捨ててしまっていますから、
バッテリー駆動の様な安定した動作の時は、
細かな表示も意味が出てきそうですね。
面白いのは、部屋の中でこのセンサーに団扇で扇ごうが、
扇風機の風が当たろうが殆ど変化しないのです。
はじめて稼働した時は壊れてるんじゃないかって思った位ですが・・
ま、小数点以下を見れば変動しているのでしょうが?
でも、パレットソフトの小林さんも指摘しておられますが、
この装置を外へもって出ると、
そよ風でも思いきり反応するそうです。
小林さん曰く、外の風は以外とエネルギーが大きいのでは?
この見解は正しいと私も思います。
湿度センサーもこの装置に繋げられれば最高なのですが、
湿度センサーのユニット物は全て5V系。
しかも、電圧出力なので、
PICにA/D変換させるか、
A/D変換ICを加えなくちゃならない!
単品の湿度センサーから回路を造ってやればできそうですが、
5V系の世界ならば実績があるので、
速攻でできてしまうのですが、
3Vの世界で繰り広げるのは結構大変じゃないかなぁ・・
秋月の湿度センサー単体売りHS-15Pは、
※センサは直流で駆動せず、交流信号でセンサーを駆動
※出力は湿度に対して指数関数的に出ます(湿度が上がるとインピーダンスが下がる)
※正確に計るには温度補正をかけます。
となっていて、
同じくこのセンサーを使っている秋月のキット、
デジタル湿度計キット(0%〜90%)の参考回路も、
5Vでオペアンプを使用。
オペアンプを5V単一電源で動かすと、
結構不安定なんですよね。
こりゃ単品物はあきらめて、
5V系のユニット物の方が遥かに安定していそうだし、
それこそ DC-DCコンバーターで3V系から5Vを造って、
マルツ電波製の湿度センサーユニットを駆動する方が現実的です!
このユニットは電源こそ5.0Vですが、
出力は最大3.3Vなんですね。
またしても、夢は広がるばかりです、
縦軸の事と、
湿度センサーの事は棚に上げてしまいます。
オートレンジ表示を責めるためにも、
配列変数を48〜96個用意して、
プロット時に記憶していく様にしてみます。
さーて、いつになる事やら!(Jul. the 11th 2010) |